出た。ネキリムシ(あるいはヨトウムシかも?)

始まりはサラダアマランサスの苗を植えた直後のことでした。サラダアマランサス(葉を食用にします)は、今年初めての試みですが、種から育て、ていねいに育苗したつもりでした。

そもそもアマランサスは、発芽してからある程度の大きさまで成長する「初期成長」が遅く、定植できる大きさまで育てるのにたいそう時間がかかったように思います。そんな大切なアマランサスを、移植を嫌い定着しにくいといわれているアマランサスを、やっと畑に定植できたと安心していたのです。

ところが翌朝、定植したうちのアマランサスのうち、2本が忽然と姿を消しておりました。整然と植えた畝の中でぽっかりと2苗分の空間ができているので、すぐに気づきました。


そして少し離れた場所のアマランサスの葉には、虫食いの跡が。


「アブラムシかな」と思い、近くにニンニクを植え、トウガラシとニンニク水をスプレーしました。

そして、消えてしまった2株の場所には、あらたにアマランサスの苗を植えておきました。

しかしながら、翌朝、またもや、今度は赤アマランサスが1株消えていました。同時に、小松菜のうち、根元が何者かにかじられたようになっているものが。葉の根元がぶっつりと切断されており、食べられた後の葉っぱの残骸が2本ほど散らばっていました。

我が家ではリスやうさぎ、シカなどの動物が野菜畑や花壇を荒らすことがあるので、このときは「リスだろう」と思いました。それで、リスに効くかどうかわかりませんが、ウサギや猫除けにはなるという、コーヒーのだしガラをプラスチック皿に入れて近くに置いておきました。

そしてまた翌朝。今度は、前日植えたばかりのトウガラシの苗が、やはり根本からなぎ倒されてる…。しかも、その斜め向こうに植えていたエンドウ豆も同じような姿で、20㎝程の高さに成長していた苗が食いちぎられた状態で倒れていました。

「また、リスが出た!」と憤慨する私に夫は、

「でも足跡がないよ。鳥かもしれない」と、冷静に推理。

トウガラシの苗はまだ在庫があるので、なぎ倒された苗の空きスペースに、あらたに苗を植え直しました。

それにしてもアマランサスは、植え付けてしまえば比較的楽に育てられると思っていたので、こんな食害に遭うなんて意外…、なんて思いながらアマランサスにつきやすい害虫について調べておりました。

そんなときに見つけたのが、「ネキリムシ」の情報。なんでも、昼の間は土の中に潜んでいて、夜になると活動し、野菜の苗など若い植物の茎を根元から食いちぎって食べてしまうらしいのです。

特に、定植したばかりの苗に被害が生じやすく、昨日まで元気だった苗が翌朝急にダメになっていたら、ネキリムシの可能性が高いということ。また、有機堆肥や有機肥料を使っている畑ではネキリムシが発生するリスクが高くなり、雑草の少ないきれいな畑ひど被害が出やすいといいます。これは、ネキリムシは雑草の若い芽も食しますが、雑草がない畑では他に食べる物がなくて野菜の若い苗を食用とするためです。

うちの場合、どれも当てはまっているではないですか。

ということで、被害の出た苗のまわりの土を2,3㎝ほど掘り返してみると、


ネキリムシ、発見。

ちなみに、野菜の葉を食べる夜行性のよく似た害虫に「ヨトウムシ(夜盗虫)」というものもいるようです。私は、ネキリムシとヨトウムシは見た目では区別できないので、もしかしたらヨトウムシだったのかもしれません。

被害が出たアマランサス、小松菜、エンドウ豆、すべての苗の近くで、それぞれネキリムシを捕獲しました。

ぶっつり根元をやられたエンドウ豆の苗とネキリムシ

これらみんなガの幼虫なのだそうです。そういえば、今年の春は蝶々が多くて、たくさん飛び回っていたのです。嫌な予感がしたのですが…。

捕獲した害虫は、森の中に捨てました。我が家では化学系の薬品や殺虫剤は使わないので、見つけたら捕獲するしかなさそうです。地味な方法ですが、私たちから見れば害虫でも、何かしらの役割を持っているものかも。うまく共生できればと思います。




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